Impress Watch

Impress Watch(インプレス ウォッチ)は、出版社インプレスの系列企業「株式会社Impress Watch」及び同社が運営する、IT系総合ニュースサイト

概要

日本初の電子メール新聞である「INTERNET Watch」を1995年12月にプレ創刊、1996年2月に正式創刊し、メールマガジンという分野を作り上げる。同年7月には「PC Watch」も創刊、同時にWebマガジンも開始し、以後IT系ニュースサイトの第一線を走り続けている。2005年10月にはインプレス本体からImpress Watch社が事業分割され、同社が運営を行っている。

INTERNET Watch の生みの親は、「できるシリーズ」を発案した山下憲治(1965年 - 2000年)である。日本のメールマガジンの広告が5行を基本とするのは、INTERNET Watch での山下の発案が発祥とされている。第4回Webクリエーション・アウォード Web人特別賞:山下憲治氏

配信メディア

基本的に、Webサイトとメールマガジン(メールニュース)でニュースが提供される。

メールマガジンは、基本的にその日のニュース全文を配信する有料版(PC、INTERNET、ケータイの3種のみ。なお窓の杜も全文配信版もあるが、無料で提供されている)と、その日のニュースのヘッドラインを配信する無料版の「Flash」(全種)、毎週土曜日にWatch全体で配信されたニュースのダイジェストを配信するFREE Watch(無料)がある。

Webサイト上では通常のWebの更新だけでなく、窓の杜など一部を除き、RSSフィードによる記事配信や、編集部・ライターによるブログの開設も行われている。また、系列のインプレスTVでは、ラムズ所属の声優がImpress Watchの記事を読み上げる「Impress Watch動画ニュース~萌えバージョン」をストリーミングビデオポッドキャストによる配信にて行っている。

この他、iモードEZwebYahoo!ケータイ公式サイトとして携帯版Impress Watchも提供されている。

サイト一覧

Impress Watch Headline
Impress Watchの総合ポータル。Watchで配信された記事のヘッドラインページにもなっている。
インターネット関連総合ニュースサイト。1996年2月創刊。インターネット上で拾った小ネタを扱う「やじうまWatch」もある。
パーソナルコンピュータ総合ニュースサイト。1996年7月創刊。かつては携帯電話情報やAV機器情報も掲載されていた。
AKIBA PC Hotline!
秋葉原のPCショップや自作パーツの最新情報や価格情報を配信。1995年3月に「秋葉原マップ」として開始、その後現誌名に。
Windowsオンラインソフトウェア総合情報サイト。オンラインソフトウェアのライブラリサイトにもなっている。個人運営の「秋保窓」を引き継ぐ形で1996年9月に開設。
携帯電話PDA関連のニュースサイト。1999年10月に「Mobile Central」として開始、その後2000年4月に現誌名にリニューアル。
GAME Watch
コンピュータゲーム専門ニュースサイト。2000年12月創刊。
AV機器DVDソフトに関する情報サイト。2001年1月にプレ創刊後、同年2月に正式創刊。
Broadband Watch
ブロードバンドやネット上のコンテンツを扱ったニュースサイト。2001年7月創刊。全Watchで最初にニュース記事やコラムのRSS配信を開始。
Enterprise Watch
企業向けITニュースサイト。2003年10月創刊。
デジカメWatch
デジタルカメラ専門ニュースサイト。これまでPC Watchで扱ってきたデジタルカメラ関連記事を分割する形で2004年9月に創刊。
Robot Watch
ロボット関連の記事を専門に扱うニュースサイト。これまでPC Watchで扱ってきたロボット関連記事を分割する形で2006年5月に創刊。
家電 Watch
白物家電専門ニュースサイト。2006年10月創刊。
Impress Watch 中国語版
中国China Byteグループとの提携による、Impress Watchの中国語版。日本のImpress Watchの内容のうち、中国での興味のある内容を中国語訳し、さらにChina Byteグループの取材による日系企業関連のニュースを加味して、China ByteグループのIT情報サービス「天極Yesky.com」の1チャネルとして配信。

過去に存在したサイト・メディア

TechWire Japan(1997年9月~2000年4月)
アメリカのIT産業情報大手のCMP社との提携による。アメリカの最新ITニュースをメールで配信していた。
MOVIE Watch(1997年11月~2001年12月)
映画に関する情報を配信するサイト。2002年1月から発行元が変更され、「シネマカフェ」となった。
SPORTS Watch(1998年2月~2001年6月)
JIJI NEWS Watch(1998年4月~2001年6月)
時事通信社のニュース配信を受けて、前者はスポーツニュースを、後者は一般ニュースを配信。
GOLF Watch(1999年9月~2000年8月)
ダンロップスポーツエンタープライズ、テクノネットの協力を得て開設された、国内ゴルフ総合情報サイト。
FINANCE Watch(2000年7月~2001年3月)
IT関連の金融情報に特化した、経済ニュースサイト。2001年3月に韓国PAXNetと提携し、「PAXNet Impress」として統合・改称したが、その後2002年8月末にサービスを停止した。
林檎の杜2000年11月~2002年3月)
Macintosh情報誌「MAC LIFE」の協力を得て製作された、Macintosh用オンラインソフト情報サイト。「MAC LIFE」の休刊を受けてこのサイトも終了。
Impress Watch Weekly(2001年12月~2002年5月)
Impress Watchの記事の内容をまとめたフリーペーパー秋葉原の路上で配布されていた。

エイプリルフール企画「イソプレスうおっち」

1997年より毎年、4月1日エイプリルフール企画(「PCうおっち」・「ケッタイうおっち」・「窓の社(まどのやしろ)」など)を実施している。ふだん、硬い内容の記事が多いImpress Watchが、この企画では風刺の効いていて手の込んだ冗談を披露するため、その印象の落差も手伝って毎回人気を博している。

1997年に「PC Watch」のパロディー風「PCうぉっち」として始まり、2000年には「中国語版窓の杜」「韓国語版窓の杜」、2004年からはさらに拡張して、WatchのコンテンツすべてのタイトルがそろうHeadlineが登場している。2007年は「イモプレス うおっち」と冠している。

2003年、日本インターネットエイプリル・フール協会は「ばかオブザイヤー」の「殿堂入り」とした。以降、協会の審査ではおみそ扱いとなっている。

2007年、「窓の社」に「イソプレスウォッチ、Wikipediaに自ら“窓の社”記事を追加」というジョーク記事が掲載され、この中でWikipediaに投稿された記事であるかのような偽の画像が掲載された。すると第三者によって再現された記事が実際にWikipediaに作成され、窓の杜編集部を名乗る人物がWikipedia上で謝罪する騒動となった。にログが残っている。

脚注

外部サイト


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