F Fは、ラテン文字(アルファベット)の6番目の文字。小文字は f。 字形
大文字は、縦線の上端と中央から、右に垂直に線が付き出した形である。筆記体などでは亀甲文字ののように、上線が縦線の左にも大きくはみ出すことがある。
小文字は大文字の中線より上を丸めた形であり、中線は縦線の左にはみ出す。小文字ながら大文字と同等の高さを持つ。亀甲文字のやイタリック体では、さらにベースラインの下にはみ出し、しばしば左に曲げられてのように書かれる。
呼称
音素
この文字が表す音素は、ないしその類似音である。
ウェールズ語では/v/
英語では母音間ではしばしばffと2つ重ねる。 音声記号は、「無声唇歯摩擦音」をあらわす。また、J の棒付小型大文字は「有声硬口蓋破裂音」をあらわすが、これは180度回転させた小文字の f とみることもできる。 歴史
この字は、ギリシャ文字Υ(ウプシロン)の別形で古ギリシア語で使われた、Ϝ(ワウ/ディガンマ)に由来するとされる。当初の音素は/w/である。そこから、/v/へ、そして現在の/f/へと変化した。故にこの文字は、Υ(ウプシロン)に由来するU、V、W、Yと同系の文字であるといえる。F の意味
学術的な記号・単位
数学において、 関数 ( function) を表すために無作為に用いられる プレースホルダ的関数名の代表的なものの一つで、通常は f( x) のように小文字が主に使われる。また関連の深い事物に同じ文字の大文字と小文字を充てる慣習から、 F( x) と f( x) とはなんらかの強い関係、たとえば原始関数と導関数との関係のようなもの、を持つものである場合も多い。
数学においては、 基底などを示す Eに次ぐ文字として用いられることもある。
レンズの明るさを示す値( F値)。レンズの焦点距離 / レンズの口径で求められ、F1.4、F2.8などのように表記される。数字が小さいほど明るいレンズになる。
洋楽で用いられる 音名の一つ(英米式、独式)。イタリア式では「 fa」、日本式では「 へ」に相当。→ ヘ (音名)
音階の4番目の音であることから、音楽関係者の間で4を表す隠語として使われる。例:F万=4万(円)
その他の記号
デパートなどで 1F、2F などと書くのは、Floor の略字である。なお 1F はイギリスでは二階、米では一階である。
西洋 言語の 文法やパスポートなどで、 女性(femina, female)。
鉛筆の芯の 硬さを表す記号。 Firm(しっかりした)の頭文字。HB より硬く、H より軟らかい。
旧国鉄・ JR で、動軸を6軸有する 機関車の形式に付される記号。EF65、DF200 など。
電車などの 編成を表す。1001Fとあれば1001号車両を含む編成。由来は Formationの頭文字からとされる。
電気業界、通信業界、コンピューター業界で 富士電機、 富士通を表わす 符丁。 Fuji Electric、 Fujitsuの頭文字より。
試験の評価で「落第」を表す。Failの略。
競艇で、 フライング( Flying)の略として「Fを切る(=フライングする)」のように用いられる。
ダミーF - Fのキーは QWERTY配列の キーボードで最も押しやすいキーのうちのひとつ(左手のホームポジション)であるために、何でもよいが文字を入れたい時に好んで使われる。
自動車・ 航空機・ 船舶等の燃料計で燃料が満タンであることを表す、 Fullの略。
商品名・作品名
声優、 後藤沙緒里の1stアルバム及びタイトル曲「 f」。 2005年8月24日発売
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