ユニファイドメモリアーキテクチャ

ユニファイドメモリアーキテクチャ (Unified Memory Architecture)とは、メインメモリCPUだけでなく、他のデバイスにも共有して使用するメモリアーキテクチャの一つである。

この方式は、古くはNEC PC-8001で実装された。メインメモリの一部をVRAMの一部として扱い、CRTC(CRTコントローラ)にDMA転送する事で、画面を表示していた。DMAが動作中CPUはメモリバスの使用権を失い、画面表示中はCPU本来の能力を発する事ができなかった。そこで計算などの用途においてDMAを停止し、CPUがメインメモリをフルにアクセスできるようにする事が一般的だった。この手法は後にPC-8801シリーズでも使用された。

現代のこの方式の応用もまた、VRAMをメインメモリにマッピングする事に用いられている事が多い。PCに限らずワークステーションでも一般的であった。3Dアクセラレータにおいて、VRAMだけでなくテクスチャメモリ、イメージキャプチャー結果を保持するメモリとしても使われた。このアーキテクチャがPCに適用された時はCPU本来の性能を発揮できない事から嫌われた。そこでCPU動作速度の低下を避ける為、メモリバスの周波数をCPU本来のバス周波数より高く設定し、CPUからのメモリアクセスをさまたげないよう工夫されるようになった。CPUがメモリにアクセスする際にGPUは目的の演算を遅延する事から表示にジッターが現れる事が多かった。後にこれはメモリアクセス方式を工夫したり、あるいは最終的に表示に使うメモリだけグラフィックボードが搭載する事で解決した。

複数のCPUが共有するメインメモリにアクセスする対称型マルチプロセッサにおいて、そのメモリアクセスの事をUniform Memory Accessと呼ぶ。この言葉はNUMA(Non-Uniform Memory Access)ではない事を強調して指す言葉であり、あまり一般的ではない。

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