ゴールデンハムスター ゴールデンハムスター (Mesocricetus auratus) は、ゴールデンハムスター属の一種である。ハムスターの中でもっともよく知られる種類である。別名シリアンハムスター。 分布
シリア、レバノン、イスラエル等の中近東からヨーロッパ南東部。 形態
体長は約15cm-20cm。体重は約100-200g。ショーが行われているスウェーデンでは200gがスタンダードとされているが、日本のゴールデンハムスターは200g未満、150g前後の個体が多い。種小名auratusは「金色の」の意。漫画やアニメに登場する、白にオレンジのよく見られるハムスターはゴールデンハムスターの野生色がモデルとなっている。 生態
野生状態では地面に巣穴を掘って生活しており、基本的に単独行動を行なう。夜行性の動物であり、昼間はほとんど寝ているが、夜になると活発に動き出す。雑食性で、植物の葉、茎、根、種、果実、昆虫類、さらには自分より小さい動物を食べる。これは乾燥地帯で生活していたために何でも食べるようになったと言われる。なお、飼育されている個体は昆虫などは食べない場合がある。生後2-3ヶ月で性成熟し、子供は大体4-17匹生まれる。臭腺は背中の腰付近に2対ある。性格はおっとりしている(ただし、これは飼育しやすい個体を人為淘汰によって増やした結果とも言われる)。縄張り意識が強く、複数での飼育はできない。
このハムスターは、逃げ出してもおなかがすくと巣に戻ってくる。Status
野生種は絶滅危惧種である。
人間との関係
ペット
正式名称は「シリアンハムスター」。
現在ペットとして飼われているゴールデンハムスターは、1930年にシリアで捕獲された1匹の雌とその12匹の仔の子孫が繁殖し、世界中に広まったものであるとされている(当初の12匹のうち8匹が大学に送られ研究・繁殖が開始されたが、そのうち4匹が脱走、1匹が個体間での争いのなかで死に、残った1匹の雌と2匹の雄の間で繁殖したという)。発見当初から野生のハムスターはほとんどいないと言われており、発見されることは極めて稀である。上記の通り1930年に捕獲されて繁殖に成功するまで、「幻の動物」とまで言われていた。飼育時の主食がヒマワリの種だと思われがちであるがそれは間違いである。
ペレットなどの固形飼料を中心に与えるのが望ましい。
チョコレートなどのお菓子はもちろん、生の豆、ネギ類、香辛料などは、ゴールデンハムスターにとっては毒となるので絶対に与えてはいけない。
品種
他のハムスターに比べてペットとしての歴史も長い為、毛色や毛柄も一番種類が豊富である。
毛色
黒目クリーム 通称 キンクマと呼ばれているもの。オレンジ色っぽいものはアプリコットと呼ばれる事もある。
シナモン(赤目またはブドウ目なのでのでクリームと区別できる)
ライトグレー・シルバーグレー・ダークグレー (日本ではいずれも、シルバーという名称で売られている)
ブラック・ディンジーブラック
アイボリー
錆色
イエロー
アンブロウス
黒目ホワイト : シルバー + 黒目クリーム
アルビノ - 便宜上アルビノと呼ばれるが、一般的な色素のないアルビノではない(マウス等のアルビノとは違い、見た目に目が赤く、体毛が白いだけ)。シナモン+黒目ホワイト
バイオレット - ブラック+シナモン、ダークグレー+シナモン
トリコロール - イエロー+原種
※その他、様々な色のコンビネーションが存在する
柄模様
バンデッド
ドミナントスポット
ローン
毛質
サテン - 光沢のある毛質
長毛 - 頭の部分以外の毛が長い毛質
レックス - 縮れ毛の毛質
無毛 関連項目
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