エストニア


エストニア共和国 (エストニア語: Eesti Vabariik)(エストニアきょうわこく)は、ヨーロッパバルト三国の一つ。首都タリンラトビアロシアと国境を接し、バルト海フィンランド湾に面している。

ソビエト連邦から独立した。ソ連からの独立後、国内に残ったロシア人(残留ロシア人)の問題と国境問題を抱える。

国名

正式名称は、Eesti Vabariikエストニア語: )。略称は、Eesti

公式の英語表記は、Republic of Estonia 。略称、Estonia

日本語表記は、エストニア共和国。通称、エストニア

旧称、エストニア・ソビエト社会主義共和国。

歴史

詳細はエストニアの歴史を参照
エストニアは13世紀以来デンマーク人、ドイツ系騎士団、スウェーデン、ロシア帝国と外国勢力に支配されてきた。1917年ロシア革命ロシア帝国が崩壊したのち自治獲得の動きが高まり、まもなく独立運動へと転じた。1918年2月24日に独立を宣言、その後ソヴィエトやドイツの軍事介入を撃退して独立を確定させた。1921年には国際連盟にも参加したが、1940年ソ連に占領され、1941年から1944年まではナチス・ドイツに占領された。第二次世界大戦末期にはソ連軍が再占領し、戦後はソ連の社会主義化政策が行われた。ソ連崩壊後の1991年独立回復を宣言し、同年には国際連合にも加盟している。1994年8月31日にロシア軍が完全撤退した後、西欧諸国との経済的、政治的な結びつきを強固にしていった。2004年3月29日北大西洋条約機構 (NATO) 加盟。さらに、2004年5月1日には欧州連合(EU)に加盟した。 また、ラトビアとともにロシアと国境問題が存在するが、EU加盟で棚上げになっている。

政治

政体は共和制。議会は一院制で、任期は4年である。大統領は議会によって選ばれ、任期は5年である。2007年2月26日から28日に世界で初めて議会選挙の電子投票を行った。http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/6407269.stm

地方行政区分

詳細はエストニアの地方行政区画を参照
15の地区 (maakond) に分かれる。

地理

リーフラント ]]
サーレマー島(エーゼル) / Ösel
  • クレッサーレ(アレンスブルク) / Arensburg
  • ヒーウマー島(ダーグエー) / Dagö
    タリン(レーファル) Tallinn / Reval
    ペルヌ(ペルナウ) / Pernau
    タルトゥドルパット) Tartu / Dorpat, Derpt
    ナルヴァ / Narwa
    ヴァルカ(ヴァルク) / Walk
    コフトラ・ヤルヴェ(コホテル=テュルプザール) / Kochtel-Türpsal
    ヴィリャンティ(フェリーン) / Fellin
    ムーカ(ミュンケンホーフ) / Münkenhof
    パルティスキ(ローガーヴィーク) / Rogervik
    ハープサル(ハプザール) / Hapsal
    リボニア帯剣騎士団ドイツ騎士団スウェーデンロシアの支配を経験したため、市町村に複数の名称がある。以下のリンクなどを参照。

    (外部リンク) ; (外部リンク) ; (外部リンク) ; Liste der Städte in Estland ; (外部リンク)

    経済

    フィンランドから高速船で1時間半という立地と、タリン市旧市内を中心とした観光をいかし、近年観光経済が発達している。バルト3国中で最も経済状況は良好。1年間の観光客数は500万人を超えるとも。他にIT産業が堅調で、ヨーロッパのIT市場ではアジアにおけるインドのような立場にある(つまり、オフショア開発の中心地)。余談だが、ヨーロッパではハンガリーに次いでハッカークラッカーとは別の意なので注意)が多いとも言われる。

    また、アメリカの大手シンクタンクヘリテージ財団による経済自由度指標によると、第7位にランク付けされており、政府による経済統制は殆どないとされる。即ち、エストニアの経済構造は、近隣の北欧諸国のような市場調整型ではなく、アングロ・サクソン諸国(アメリカやイギリス)のような市場放任寄りである。このような構造で好調な経済成長を遂げている小国の例に、アイルランドシンガポールがある。

    現在通貨としてエストニア・クローンを用いている。2007年に予定されていたユーロへの移行は延期された。

    国民

    (住民の人種構成、言語、宗教など) 住民は、エストニア人が65.3%、ロシア人が28.1%、ウクライナ人が2.5%、ベロロシア人が1.5%、フィン人が1%、その他1.6%となっている。(1998年時点)
    国家語・公用語であるエストニア語フィンランド語と同じく、ウラル語族言語である。英語ロシア語フィンランド語は比較的よく通じる。

    宗教は、福音ルター派ロシア正教会など。キリスト教圏だが、歴史的な問題により国民の信仰は比較的薄い。

    文化

    祝祭日
    日付 日本語表記 現地語表記 備考
    1月1日元日
    2月24日独立記念日
    復活祭の前々日聖金曜日
    移動祝日(日曜日)復活祭
    復活祭の翌日復活祭月曜日
    5月1日メーデー
    復活祭後の第7日曜日聖霊降臨祭
    6月14日記念祭の全国日1941年のこの日にエストニア人の巨大追放が行われた。
    6月23日戦勝記念日ドイツの軍隊がエストニア解放戦争で破られたことを記念
    6月24日夏至祭・聖ヨハネ祭
    8月20日独立回復記念日
    12月24日クリスマスイブ
    12月25日クリスマス
    12月26日ボクシング・デー

    関連項目

    出典

    外部リンク

    公式

    政府公式サイト (英語)

    その他



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